
今はショパンの幻想ポロネーズという曲に取り組んでいます。発表会は来年の予定なので、この曲は生徒のみなさんに披露する機会がないかも。大好きな曲になったので、次の発表会もこの曲にしようかな。
でも、この曲はとーーっても長いのです。ゆったりした部分が多く、13分と少しかかります。
聴く方も忍耐力が問われますね…。
弾く側が飽きさせない演奏になれば1番です。なかなか難しい。
5月14日に、人前で弾かせていただいたとき、もっとこの曲の奥深さが出したかったのですが、それにはもっと余裕が必要でした(汗
ピアノって、身体を使って、指先でどう押すかっていうことなので、本当はどんな気持ちで弾いても同じじゃないのかと思わないこともありませんが、最近は、気持ちや想いは伝わるものだなーとしみじみ実感しています。
人間がひとり、できる経験は限られています。かの作曲家たちのように、不幸になることはできないし、同じ病気にかかることはできないけれど、本を読んだり、素敵なものを観たりして感性を鍛えれば、想いが届く演奏が出来るのではないかなと思っています。